日誌

2023年8月の記事一覧

糸魚川世界ジオパークを訪ねました

8月7~9日に、新潟県糸魚川市で合宿を行いました。糸魚川は世界ジオパークに認定されていて、フォッサマグナや糸魚川-静岡構造線など日本の地質を理解する上で、大変重要な場所です。

8月7日 フォッサマグナミュージアムで竹之内学芸員の講義を受けた後、ミュージアムを見学しながら、日本の地質構造発達史を学びました。宿舎に近い糸魚川海岸で、ヒスイ探しを体験しましたが収穫はありませんでした。

8月8日 フォッサマグナミュージアム・香取学芸員の案内で、月不見の池、小滝川ヒスイ峡、フォッサマグナパーク、根知山寺を見学しました。フォッサマグナパークでは、糸魚川-静岡構造線と枕状溶岩の露頭を観察しました。夜は宿舎の駐車場をお借りし、星空を観望しました。流星に歓声が上がりました。

8月9日 フォッサマグナミュージアム・郡山学芸員の案内で、市振、親不知、糸魚川駅北大火跡地を見学しました。親不知海岸で再度ヒスイ探しに挑戦しましたが、むなしく終わりました。2016年の糸魚川大規模火災は、地質・地形に関係があることを学びました。

3日間にわたり、フォッサマグナミュージアムの学芸員の先生方には大変お世話になりました。お陰様で充実した合宿になりました。ありがとうございます。

 

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猛暑の中、活動しています

夏休みに入り、35℃を超える厳しい暑さが続いています。そのような中での、地学部活動の一端をご紹介します。

7/27(木)

松山高校地学部との合同合宿を、8/13,14に計画しています。この日は松山高校を訪問し、事前学習会に参加しました。巡検地をテーマごとにまとめた、松高地学部の皆さんの発表を聞かせていただきました。合宿で見学、観察、観測を行い、さらに理解を深めていきます。

7/28(金)

飯能市で、1年生部員が地形・地質の観察、調査を行いました。

飯能大橋から上流に向かって歩き、河岸段丘地形や地層の変化を観察したあと、岩根橋付近で新しい露頭のスケッチと試料採集に取り組みました。

 

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