日誌

2022年11月の記事一覧

古寺鍾乳洞調査の報告会が開かれました

地学部が参加している小川町の古寺鍾乳洞調査は、まとめの段階に入っています。11月26日に、調査メンバーが川越高校の地学実験室に集まり、報告会を行いました。地学部も、これまでの調査・研究の成果を発表しました。その成果は、小川町が作成する報告書に掲載される予定です。

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付加体について理解を深めました

11月13日にサイエンス探究Aグループのフィールドワークが行われ、地学部員10名も参加しました。今回は、筑波山地域ジオパーク内の付加体堆積物を、本校地学部OBでジオパーク専門員を務める冨永紘平氏の案内で観察しました。付加体とは、海洋プレートが海溝で大陸プレートの下に沈み込む際に、海洋プレートの上の堆積物がはぎ取られ陸側に付加したもので、日本列島の地質を理解する上で重要です。形成年代がそれぞれ異なる石灰岩、チャート、砂岩泥岩互層を観察した上で、モデル実験を通してその形成過程を考えました。つくば市ジオパーク室の皆さん、お世話になりありがとうございました。

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皆既月食と天王星食を観測しました

11月8日に起こった皆既月食を、本校屋上で観測しました。実力テスト終了後、地学部員が観測機材を設置し終えた時には、東の空には満月がすでに昇っていました。部分食が始まる頃には、地学部以外の生徒も大勢集まり、望遠鏡・双眼鏡を使っての大観望会となりました。今回は、天王星食が同時に起こりました。皆既月食中に惑星食が起こるのは442年ぶりということで、話題になりました。20時40分、月の陰に天王星が隠れていく姿を写真に収めることができました。

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