日誌

2016年5月の記事一覧

下仁田巡検

テストも終わり、生徒もほっと一息。下仁田町に行ってきました。
 写真は三波川帯御荷鉾ユニットの枕状溶岩。元は玄武岩ですが、変成により緑色岩になっています。今回は主に鉱物の観察を行いました。事前に入念に下調べを行いましたが、現場での観察の難しさを実感しました。しかし、山野で活動する楽しさや美しい鉱物や星空、化石などとの出会いと格別の喜びは地学部ならでは。
 しかし時として嬉しくない出会いも。今回はヤマ○ルです。2箇所目の見学地が多発地帯だったようです。奴等は気配もなく忍び寄り、気がつくと靴に・・・。
思わず号令。「撤収!」
地学部の活動では何年か前に見かけましたが、それ以来です。
ヤマビ○ならば見た目ほどの害もなく、まあ「いい経験」で済みますが、ダニやブユ、アブ、ハチなど厄介な生き物に出会う可能性が増える、これからの時季。野外活動では熱中症なども含めて特にしっかり対策・準備をしなければなりません。

 今回の巡検は当面の最大の目標である糸魚川巡検に向けた準備の一環でもあります。8月の糸魚川に向けて計画も動き始め、生徒のモチベーションも上がってきたようです。地学部の一大イベントが実りある巡検となるよう、しっかり計画を練り、準備を進めてくれることを期待します。

注 かの生物に耐え難い嫌悪感を抱く方もいらっしゃると思いますので、一部伏字とさせていただいております。ご容赦ください。
0