先生方も学びます。
先週までの行事や実力テストとは異なり、今週からしばらくは平常授業が続きます。落ち着いた環境となります。
今週、授業見学相互週間とし、本校の先生同士が互いの授業を見学し合い、自身の授業改善に役立てようと先生方も学ぶ環境を設定しています。生徒も授業への参加の姿勢は前のめりですが、先生方も真剣に日々の授業に向き合っています。
いくつかの授業を紹介します。どの授業も、先生と生徒の対話、生徒同士の対話が見られ、生き生きとした授業が繰り広げられています。
化学の授業
気体の体積、温度、圧力を考える授業でした。目の前で実演される気体の拡散による色の変化に、生徒たちは興味津々に見入り、そしてそれはなぜなのかを考え、次につながる考え方を深めていました。
論理国語の授業
題材は「山月記」。音読する場面も、生徒の声がよく出ていました。そして、出てくる登場人物の特徴を考え、それに対し次々と意見が出ており、さまざまな観点から登場人物を考察できている様子に大変感心しました。
地理の授業
こちらもまた、次々と連想ゲームのように持っている知識と経験をもとに、新しい知識についても理解を深めている様子で、多くの生徒が生き生きと発言していました。地理は「食」にもつながるとの話から、地理の授業であるはずなのに、料理の話、天気の話、地形の話、旅行の話が全てつながり、生徒たちは実に楽しそうに取り組んでいました。