人権教育講演会~性の多様性を考える~
2月4日(火)、県人権教育課の支援を受け、本校で人権教育講演会を実施いたしました。
テーマは「性の多様性の大切さについて」。
講師は、一般社団法人CialFrame(シャルフレーム)認定講師であられる、永井 宏平氏をお招きしました。
はじめに永井先生からお話しいただいた3名の登場人物から連想するお話に、人は知らず知らずのうちに、バイアスがかかっているという説明を受け、ほとんどの人が勝手な思い込みを持っているものであると実感できました。
性的指向や性自認、LGBTQなど、聞いたことはあるけれど…という生徒が多かったと思いますが、永井先生からのご講演で、一歩でも二歩でも理解が進んだかと思います。
◎ 性は多様であるということを知り、知識をひろげる。
◎ 性的指向や性自認は、周りが決めるものではなく自己認識である。
◎ 他者を否定したり、「らしさ」を押し付けたりしない。
ご講演のあとの質疑の時間では、次々と質問する川高生に、講師の永井先生や、ご支援いただいた県人権教育課の方も大変感心されていました。
それぞれの生徒が過ごしやすい環境づくりには、多様性を受け入れることが必要である。このことを他人事ではなく、自分事として考えることができる生徒が多いなと改めて実感できた講演会でした。
永井先生、県人権教育課の皆様、講演会実施の機会を与えていただき、ありがとうございました。