卒業生をお招きして…
2月14日(金)、本校の卒業生でいらっしゃる、東京科学大学名誉教授の和田雄二先生に、ご講演いただきました。
テーマは、「川高1973年卒 元生徒が夢みた化学研究 ーあの時と今」。
ご自身が化学の道に進まれることを考えた高校生の頃の時代背景と、その時の先生ご自身のお気持ち等、導入でお話しくださいました。
先生が高校生当時、公害=化学と言われていたそうですが、公害を解決するのも化学の力だと考え、化学の道を選択する生徒が少ない中、進路選択をされたとのことでした。
川高生がまさに進路選択をする上で悩むところのヒントをもらえたような気がします。
すると川高生は先生のお話にどんどん引き込まれていくわけです。
前のめりに聞いている様子が、後ろから見ていても分かりました。
地球が直面している問題を解決するためにはどうすべきか、答えは誰も知らない。でも何かやらなければ、地球は破滅の道に進む。
講演会中のこのお言葉が、とても強く印象に残っています。
カーボンニュートラル対策事業にご尽力されている和田先生に対し、講演会を終えてからも、直接質問をする生徒が複数、次から次へと質問をしていました。
このような貴重なお話が聞けるのも川高生の特権です。