日誌

和歌山天文学・地質学実習3日目

今日は3日目、地質学実習です。
アンモナイトに生徒一同期待が膨らみます。


まずはじめに、外和泉層群で中生代白亜紀の化石を探します。

岩相を観察しながら堆積環境を考慮して化石の含まれる地層を探します。

炭化した植物片はたくさん見つかるのですが、お目当てのアンモナイトはなかなか見つかりません。

それでも丹念に観察しながら移動すると、ようやく1個目のアンモナイトに出会えました。

その周辺を探索し、もう一つ見つけることができましたが、それ以上は見つからず。さらに移動していくつか拾うことができました。また、イノセラムス等の貝化石も見つけることができました。とにかく目的のものを見つけることができて、引率者としてはホッとしました。

 

フィールドに生徒を連れていくと、大概石を見たとたんハンマーを振るい始めますが、はじめこそしっかり観察して考える、という癖もついてきたようです。

次は黒瀬川帯の名南風鼻。獣道のような細い道を通って枯れた沢を下り、ようやく海岸に出ると真っ白い石灰岩が見つかります。シルル紀の、国内では比較的古い石灰岩で、クサリサンゴが報告されています。風化面からそれらしきものは見つけられましたが、はっきりしたことは薄片にしないとわかりません。

3か所目は由良町の白崎の石灰岩の見学。巨大なオリストリスで、青い海に白い石灰岩の、大変風光明媚なところです。ここではフズリナやウミユリなどを観察しました。

こうしたオリストリス自体は埼玉県内にもありますが、秩父帯のつながりを考えるうえでも参考になることでしょう。

道なき道を行き、ハードに山の中を歩いた一日でしたが、最後まで元気に臨むことができました。