ロボカップジュニア・ジャパンオープン2026愛知 出場報告
2026年3月27日(金)から29日(日)の3日間にわたり、愛知工業大学八草キャンパスにおいて「ロボカップジュニア・ジャパン オープン2026愛知」が開催されました。本校物理部からは、埼玉ブロック大会を勝ち抜いた2チームが、全国の強豪が集うこの大舞台に挑みました。
本大会は、自律型ロボットによるサッカーやレスキューなど、生徒たちのプログラミング能力とハードウェア設計能力の総決算ともいえる場です。今年は、「ワールドリーグ サッカーライトウェイト(SWL)」に1チーム(2年生)、「ワールドリーグ レスキューメイズ(RWM)」に1チーム(1年生)が出場いたしました。
◎活動の詳細と大会結果
■ ワールドリーグ サッカーライトウェイト(SWL)
結果:総合16位(48チーム中)
2年生によるチームは、物理部としての集大成となる最後の大会に臨みました。特筆すべきは、シチズンマイクロ株式会社様よりご提供いただいた高性能コアレスモータを搭載した機体です。圧倒的な機体性能に加え、生徒たちが試行錯誤の末に作り上げた威力十分のキッカーや精緻なドリブラーといった高機能な装備は、会場内でも一際注目を集めていました。
惜しくも世界大会への切符を掴むことはできませんでしたが、全国の舞台で堂々と渡り合った彼らの姿は非常に立派なものでした。勝負の世界の厳しさに直面し、悔しさを滲ませる場面もありましたが、最先端の技術を自らの機体に組み込み、調整し続けた日々は、何物にも代えがたい「生きた学び」となりました。彼らにはこの経験を糧に、今後も後輩への指導などを通じてロボットに関わり続けてほしいと願っています。
■ ワールドリーグ レスキューメイズ(RWM)
結果:第3位(10チーム中)
1年生チームは、迷路を探索し被災者を発見する「レスキューメイズ」に出場しました。1年生ながら終始安定した走行を見せ、見事に全国3位という素晴らしい成果を収めました。
大会期間中、生徒たちは他校の高度なプログラムや機体構造を貪欲に吸収しており、大きな刺激を受けたようです。早くも次年度にドイツで開催予定の世界大会を目標に掲げており、これからの飛躍が非常に楽しみな内容となりました。
本活動を支えてくださった皆様に、心より御礼申し上げます。 特に、機体の心臓部であるモータをご提供いただき、技術的な側面から生徒たちの夢を強力に後押ししてくださいましたシチズンマイクロ株式会社様には、改めて深く感謝申し上げます。また、日頃から活動を温かく見守り、遠方まで応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、そして多大なるご支援を賜りました同窓会・OBの皆様、本当にありがとうございました。
2年生は、これまでの開発経験で培った「使える力」を後輩たちへ継承し、次のステップへと進んでいきます。1年生は、今大会で得た知見を活かし、さらなる高みを目指して日々の研究に励んでくれることでしょう。
物理部はこれからも、未知の領域へ挑戦する情熱を大切に、技術と心を磨き続けてまいります。今後とも、本校物理部への変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。