箱根ジオパーク、伊豆半島ジオパークを訪ねました
地学部は8月8日~10日、「火山」をメインテーマとして夏季合宿を行いました。箱根大涌谷では現在の火山活動を、三島市では約1万年前の富士山の溶岩流とその末端からの湧水群を、伊東市では大室山と約4千年前の溶岩流でできた城ヶ崎海岸を、汗まみれになって観察しました。
箱根ジオミュージアムを見学し、名物「黒たまご」を頬張ります。
大涌谷自然研究路を、係の方の引率で見学しました。
三島スカイウォーク(全長400m 日本一長い歩行者専用つり橋)。富士山が見えなかったのが残念。
三島駅周辺には、約1万年前の三島溶岩流と湧水群が存在します。
「楽寿園」には湧水池が存在し、縄状溶岩が観察できます。
「鮎壺の滝」にも三島溶岩流が現れています。
丹那断層公園では、1930年北伊豆地震による横ずれ断層が観察できます。
大室山は約4千年前の噴火でできたスコリア丘で、山頂にはリフトで登ります。
城ヶ崎海岸には、大室山の溶岩流が広範囲に分布しています。
大淀・小淀は、溶岩に柱状節理が発達しています。
火山三昧の3日間でした。