日誌

地学部日誌

地学部 和歌山にて

地学部はSSHの行事で和歌山に巡検に来ています。
昨日は天文台で電波観測、今日はアンモナイト採集です。
小笠原では台風で涙をのみましたが、リベンジ企画の今回は天候にも恵まれています。
明日は最終日。本州最南端の串本(潮岬)で我々の今年のテーマの一つであるNephrolepidina (Lepidocyclina) に挑みます。
0

天体観測実習(合宿)

11月14~15日、大滝げんきプラザにてSSH天体観測実習でした。
今回の企画は川越女子高校SSHとの合同企画です。昨年も同時季に野辺山・臼田で実施しました。

また、たまたま同日に合宿を予定していた浦和西高校とも交流することができました。
地学部員はもちろん全員参加です。前日の強歩大会の疲れも取れないままでしたが。
残念ながら雨にたたられ、天体観測はできませんでしたが、ダム見学、化石採集、太陽についての講演会、勉強会、そして交流会等、盛りだくさんの充実した合宿でした。
3校の生徒たちも天体観測代わりの勉強会では文句も言わずよく頑張ったと思います。
どちらかといえばシャイな本校の生徒たちですが、楽しく交流できたようです。

川越女子高校、浦和西高校の生徒さん、先生方には大変お世話になりました。
川越女子高校の地球天文部とは年明けに天体観測をご一緒させてもらえれば、と思います。
浦和西高校ともご縁ができましたので、交流を続けられたらと思います。
また何かの折にぜひ。



0

1年生に・・・

遅ればせながら研究テーマを決めるよう伝えました。
もう先輩の指示待ちは卒業し、主体的に取り組まなければなりません。
今年は7人なので研究テーマの数は2~3程度にすること、
過去の研究テーマを受け継いでもよいが、もちろん新しいものでもよいこと、等々。
季節物の研究もあるのでそこも考えてほしいところです。

今週末の博物館見学でヒントが得られるとよいですね。
0

科学展西部地区展も終わって

地学部は今年も科学展に参加しました。
有孔虫化石で地層の堆積速度をさぐる、というのがテーマです。
2年生を中心に1年生もひたすら薄片を作り、なんとか間に合わせた、という感じです。
くすのき祭後、それほど時間もないのでいつもながら仕方のないところですが、よく頑張ったと思います。特に、3次元構造を考えつつ特定の面を切り出すという薄片作成では比較的高度な(というか神経のすり減る)テクニックを駆使しての作業ですから、なおのこと大したものです。
これから生徒研究発表会に向けて、さらに深めていってほしいものです。
再調査にもいかなくちゃ。

西部地区展は審査方法が引率教員による投票(?)制となっています。
各校とも頑張っていますから、自分の専門科目以外をちゃんと読み込んで評価するのは正直難しいものです。
言い換えれば、地学の作品をきちんと評価できる人は残念ながら数少ないだろう、ということにもなります。
誰にでもわかりやすく、面白い、と思われる研究にするのはなかなか難しいことです。

ところで、地学部は正式な出品以外にも一点出品の枠で電波望遠鏡のアンテナを展示しました。全長3mのリフレクタ付きコーリニアという、やや変わり種のアンテナです。
本校からは生物部も一点出品に出しています。手作りの動物標本をまとめたもので、これがなかなか面白いものでした。何より、生徒自身が好きでやっている、ということがよく伝わる作品です。
一点出品は他校からは全く出ていませんでした。確かに中央展には進めませんが、研究の枠にはめる必要がないところが良い制度です。生物部の標本のように自由な作品が増えると素晴らしい、と思います。

科学展の終わりは地学部の一年生にとって、自分たちの研究テーマを考えねばならない時期が来たことを意味します。2年生やそれ以前の研究を引き継ぐか、全く新しいことにチャレンジするか。修学旅行頃には決まるかな。
0

くすのき祭

遅くなりましたが、ご来場いただきました皆様、ありがとうございます。
川越高校地学部でも9月5、6日の2日間で2700名ものお客様にお越しいただきました。重ねて御礼申し上げます。
私が赴任する前から地学部の企画として行ってきた化石発掘体験は子供たちに大変人気です。(できなかった方、ゴメンなさい。)また、ハード、ソフトともに生徒が改良を重ねてきたプラネタリウムもたくさんの方に見ていただくことができました。
また栃木県立博物館と不動岡高校にお世話になって発掘に参加したクジラ化石も関心を持ってご覧いただけたようです。
生徒たちはお客様に少しでも楽しんでいただけるよう、さまざまな努力、工夫をしてくすのき祭に臨んでおります。このような得がたい体験も文化祭の良いところです。

また来年のご来場をお待ちしております。
地学部では、新しいコトを少しずつ考えながら来年のくすのき祭に備えていきたいと思います。
0

地学部のページはじめてみます。

こんにちは。川越高校地学部顧問の吉田と申します。
川越高校のサイトもネットコモンズ化されるということで、個々の担当が情報発信しやすくなりました。
反面、これまで権限もなく,よくわからないことをいいことに何も手をつけなかった部活のページも、それでは済まなくなってきました。
とはいえ私は筆不精、年賀状などなくなれば良いのに、と毎年憂鬱になるような人間です。更新は精々3ヶ月に1度くらいでしょう。
とりあえず「地学部はここにいるよ!」というメッセージをたまにお伝えしたいと思います。
地学部に関心をお持ちの方が、SETIのようにどこかで拾ってくだされば幸いです。


地学部顧問 吉田 晃
0