今日の川高
壮行会(科学の甲子園、ロボカップ)
昨日行われた保健講話の後、この3月下旬に行われる2つの全国大会出場する団体の壮行会が行われました。
一つは、科学の甲子園。
11月に行われた埼玉県大会で、見事総合優勝を勝ち取ったサイエンス(物理・化学・生物・地学・数学・情報)の精鋭たち8名が、再度、3月21日からつくば市で行われる科学の甲子園全国大会を沸かせます。
もう一つは、ロボカップジュニア。
1月に行われた埼玉ブロックの大会で、2つの部門で、それぞれ1位、2位を独占。本校から出場した4チームすべてが、3月28日から名古屋市で行われるロボカップジュニアジャパンオープン2025に出場します。
オランダで行われたロボカップ世界大会出場した先輩方に続き、ブラジルで行われる世界大会を目指します。
保健講話
3月12日、ヘルスプロモーション推進センター〔オフィスいわむろ〕代表・医師であられる岩室紳也先生を講師としてお招きし、保健講話を行いました。
演題は「思春期のこころと性」。
2時間弱の講演の時間が、あっという間であったと感じさせるほど、生徒の心をつかみ、マイク1本で川高生を引き込むご講演いただきました。
・人は経験によって学ぶ。経験することにより口先だけではなく、その現実と対峙し、思いのある言葉になる。
・対話とは面と向かって声に出して話すこと。対話できる人は、モテるんだ。とにかく人は、話すことで癒される。
など、時に笑いを引き出しながらあっという間に引き込まれ、思春期真っただ中の川高生の心をくすぐる言葉、説得力のある言葉が次々と繰り広げられました。
また、性の話はタブーとされたり、恥ずかしいとされるケースが多いと思いますが、今のこの年代の生徒たちにとって、とても有意義なお話を伺うことができました。
次世代リーダー育成プログラム激励費贈呈
3月12日放課後、次世代リーダー育成プログラムへ参加する生徒たち16名へ、本校同窓会奨学財団より激励費の贈呈式が行われました。
今年度の次世代リーダー育成プログラムでは、3月22日~30日の日程で、オーストラリアクイーンズランド州、ホームステイ先のホストファミリーにお世話になります。
大学研究室を訪問させていただいたり、現地の大学生と交流をしたりと、英語圏に身を置き、みっちり英語に触れる9日間です。
そして次世代のリーダーに求められる資質・能力とは何かをそれぞれが考えつつ、今回のプログラムの中で自らが考えるリーダー像に一歩でも近づけるように現地での学びを最大限吸収してきてほしいです。
本校では、同窓会からお力添えをいただき、毎年、実施しているグローバルリーダーシッププログラム。特にステップ3にあたる次世代リーダー育成プログラムは、特に大きなお力添えを頂戴しております。
誠にありがとうございます。
そして、参加する生徒たち一人一人から奨学財団へ、今回のプログラム参加に向けた決意文も提出されました。
このあと、生徒たちはいくつかの研修を受け、3月22日に出発です。
日本に戻ってきたら、どんなことを見聞きして、学んできたのか、現地での学びを今後、どう生かしていきたいか、ぜひ教えてくださいね。
参加生徒代表から奨学財団への御礼と決意表明
教科書販売
本日3月11日、1,2年生の学年末考査最終日でした。お疲れ様でした。
今年度に学んだ内容を全て学習し終え、次年度の準備が始まります。
そこで本日、1,2年生は、新年度に学ぶ教科・科目の教科書販売がクスノキのもとで行われました。
常にクスノキが、川高生の節目を見守ってくれているようです。
明日以降、新学期の新たな授業が始まるまで、いかに過ごそうか…。
新入生だけでなく、在校生にとっても春休み(学年末休業・春季休業)の過ごし方は、好スタートを切るためには重要なポイントです。
いったん休憩をはさみ、次へのエネルギーを充足させ、新年度の好スタートを切りましょう!
卒業を祝う会
3月7日に行われた卒業式のあと、卒業生による卒業を祝う会が、クスノキの下で行われました。
卒業式はアリーナに設置されたエアコン初稼働の中、寒さをさほど感じることなく実施できましたが、卒業を祝う会は冷たい風が吹き荒れる中、アツい思いのたくさん詰まった会となりました。
校長先生、学年主任、学年担任団、副担任から卒業生へ向けた思いの詰まったメッセージが贈られました。
歌唱あり、リフティングあり、卒業生との掛け合いあり…。
その後は、応援歌、校歌を肩を組んで歌い、互いの門出をお祝いしました。
今週唯一晴れわたる青空のもと、卒業生たちは名残惜しむかのように、仲間や先生方との写真撮影をし、学び舎をあとにしました。
川越高校屋上から見えた富士山。まさに青空、そして富士山が卒業生をお祝いをしているよう。
卒業証書授与式
3月7日(金)、第77回卒業証書授与式が行われました。
川高自慢の生徒たち352名の旅立ちです。
卒業生、在校生の3学年そろって合唱した校歌4部合唱。とても感動的でした。
3年間、この学び舎で心身ともに成長した卒業生の皆さん、今後のますますのご活躍を期待しています。
世界にはばたけ! 第77期卒業生!!
3月3日降雪
入試業務中のため、生徒は臨時休業でしたが、啓蟄を間近に控えた3月3日、雪が降り、寒い一日となりました。
明日から1,2年生は学年末考査です。また、久しぶりの3年生の登校日です。
雪が降る景色も、一興ですが、明朝は雪の影響がありませんように…。
1,2学年保護者対象、第2回進路学習会
2月15日(土)、近くのやまぶき会館をお借りし、2年生文系保護者様、2年生理系保護者様、1年生保護者様を対象とした、計3回の進路学習会が行いました。
保護者の皆様にお子様の進路に対してご理解いただきたいことは、お子様が不安に思い、保護者様に寄り添ってきたときには、ぜひ受け止めていただきたいということであると、進路担当から話がありました。
決して進路に対して、お子様にガミガミ言わないでいただきたいということでした。
年頃の高校生であるため、多くは語らない生徒が多いかもしれません。
そこをグッとこらえていただき、でもいつか助けを乞う時がきた時には、ぜひ力になっていただきたいと思います。その時のために、受験期のお子様の視野が狭くなりがちな時期に、保護者様の広い視野でサポートしていただけますと幸いです。
本日ご参加いただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
日本地学オリンピック本選出場決定!
2月14日(金)、文化講演会の後、日本地学オリンピック本選への進出を勝ち取った地学部2名の壮行会を行いました。
2年 浅野くん(本選出場2回目)
2年 柿内くん
浅野くんは、昨年度の本選出場に続き、2年連続での本選出場になります。
代表で浅野くんから決意表明があり、地学に対する熱い思いが語られ、そして川高応援団、全校生徒から熱いエールが贈られました。
日本学生科学賞、日本地学オリンピック、科学の甲子園と、大活躍の地学部です。
卒業生をお招きして…
2月14日(金)、本校の卒業生でいらっしゃる、東京科学大学名誉教授の和田雄二先生に、ご講演いただきました。
テーマは、「川高1973年卒 元生徒が夢みた化学研究 ーあの時と今」。
ご自身が化学の道に進まれることを考えた高校生の頃の時代背景と、その時の先生ご自身のお気持ち等、導入でお話しくださいました。
先生が高校生当時、公害=化学と言われていたそうですが、公害を解決するのも化学の力だと考え、化学の道を選択する生徒が少ない中、進路選択をされたとのことでした。
川高生がまさに進路選択をする上で悩むところのヒントをもらえたような気がします。
すると川高生は先生のお話にどんどん引き込まれていくわけです。
前のめりに聞いている様子が、後ろから見ていても分かりました。
地球が直面している問題を解決するためにはどうすべきか、答えは誰も知らない。でも何かやらなければ、地球は破滅の道に進む。
講演会中のこのお言葉が、とても強く印象に残っています。
カーボンニュートラル対策事業にご尽力されている和田先生に対し、講演会を終えてからも、直接質問をする生徒が複数、次から次へと質問をしていました。
このような貴重なお話が聞けるのも川高生の特権です。