物理部日誌
【物理部】2026年度 物理部夏合宿を開催しました!
埼玉県立川越高等学校 物理部では、8月8日(土)から8月9日(日)にかけて、毎年恒例となっている物理部 夏合宿を実施いたしました。
今年度は参加人数が例年以上に増え、熱気に満ちた大盛況の合宿となりました。仲間とともに夜を徹して課題に向き合い、技術と探究心を高め合った濃密な2日間の様子をお届けします。
【1日目】個々の目標発表からスタート! 充実の技術講習と合同交流
8月8日午前9:00、部員全員(?)が集合し、それぞれの合宿目標と熱い抱負を語り合うことで合宿が幕を開けました。
午前10:30からは、1年生のロボカップ(RoboCup)挑戦チームによるミーティングを実施。チームごとの目標設定や役割分担、大会に向けた今後の作業プロセスの再確認を行い、一致団結してものづくりに挑む体制を整えました。
お昼の12:00には、物理講義室にて化学部・物理部合同食事会を開催! 2年生の運営メンバーが事前準備から頑張ってやり遂げてくれたおかげで、お寿司やボリューム満点の揚げ物・お惣菜を囲み、文化部同士の絆を深める大満足のひとときとなりました。
午後には、モデリング技術に秀でた物理部2年生の生徒が講師となり、3Dプリンター講習会を開催。化学部の生徒や物理部の仲間へ知識とノウハウを伝授する姿に、頼もしい成長を感じることができました。
【夜間】新たな試み「研究進捗発表会」と先輩(OB)からの温かい指導
夜9:00からは、今回の合宿の新たな目玉企画である「物理部研究進捗発表会」を開催いたしました。各研究班およびロボットチームが、これまでの研究成果や進捗状況を発表し、活発な質疑応答が行われました。
ロボカップ班: 大会を見据えた進捗状況を共有し、目標の再確認が行われ、本番までの具体的な道筋が示されました。
航空宇宙班: これから展開される未知の研究テーマに向け、多様な可能性とアイデアが提示され、会場全体がワクワク感に包まれました。
物理演算機班: 生徒たちが独自の発想で制作した物理演算シミュレーションゲームを披露。どれも個性的かつハイクオリティで、参加者を大いに楽しませてくれました。
さらに本発表会には、物理部の歴史を築いてこられた物理部OB(卒業生)の先輩方も多数ご参加いただきました。各発表に対して示唆に富む的確なご意見やご質問をいただき、生徒たちにとって視野を広げるかけがえのない学びの機会となりました。
深夜の自由時間には、恒例の「好きなものを語る会」も行われ、部員同士が自身のディープな趣味や関心を熱く語り合い、学年を超えた固い絆を育みました。
【2日目】最後の追い込みと閉会式
翌朝8:00からは、合宿の締めくくりとなる仕上げの活動に集中して取り組みました。9:00には全員で協力して物理教室の片付けと清掃を行い、感謝の気持ちを込めて使用した施設を綺麗に整えました。
午前9:30からの閉会式では、部員一人ひとりが本合宿で得た成果と今後の課題を発表。足を運んでくださったOBの先輩方から温かく力強い講評をいただき、達成感と自信に満ちた表情で合宿を締めくくりました。
顧問より・感謝の言葉
昨年度と比べ参加者が増えたことに加え、新企画の「研究進捗発表会」を取り入れたことで、活動全体に非常に良い緊張感とメリハリが生まれました。部員たちが自ら考え、教え合い、高め合う「使える力」として探究心が花開く様子を間近で見ることができ、大変頼もしく思っております。
末筆ではございますが、ご多忙の折、後輩たちのために駆けつけ熱心にご指導をくださいました物理部OBの皆様、日頃より温かいご理解とご支援を賜っております保護者の皆様、そして共に食事会を盛り上げてくれた化学部の皆様に、心より深く感謝申し上げます。
夜遅くまで情熱を傾けていた部員も多く見られましたので、体調管理には万全を期しつつ、この合宿で得た経験と手ごたえを糧にして、夏休み後半の活動および各種大会・研究発表に向けて前進してまいります。
今後とも埼玉県立川越高等学校 物理部への温かいご声援をよろしくお願い申し上げます。
【物理部】シチズンマイクロ株式会社様へ活動報告を行いました
2026年5月28日(木)、川越高校物理部3年生4名が、埼玉県日高市にあるシチズンマイクロ株式会社様を訪問し、ロボカップジュニア サッカーライトウェイト競技についての活動報告を行いました。
シチズンマイクロ株式会社様には、昨年度、ロボット競技用として高性能なコアレスモーターを無償提供していただき、物理部のロボット開発を大きく支えていただきました。今回は、そのご支援への感謝をお伝えするとともに、1年間の活動成果について報告させていただきました。
当日は、まずロボカップジュニア サッカーライトウェイト競技の概要や、物理部のロボットの特徴について説明を行いました。その後、今年度の大会結果として、北埼玉ノード優勝、埼玉ブロック大会優勝、全国大会出場(全国16位)について報告しました。
また、シチズンマイクロ株式会社様よりご提供いただいたトルクの強いモーターによって、ロボットの性能が大きく向上したことについても紹介しました。一方で、タイヤとコートの相性などの課題もあり、モーターの性能を十分に引き出し切れなかった場面があったことに悔しさも残りました。しかし、全国大会出場チームの中でも屈指の高性能な機能をロボットに搭載することができ、多くの試合でその性能を発揮することができました。また、全国のチームとの交流を通して、多くの刺激や学びを得ることもできました。
部員からは、「もう一度だけ出場のチャンスがあるので、シチズンマイクロ株式会社様のモーターを使わせていただき、優勝を目指したい」と今後への意気込みも伝えました。
報告後には、
「プレゼンがとても分かりやすく素晴らしかった」
「モーターが1年間でどの程度摩耗したのかにも興味がある」
「この関係をこれからも続けていきたいので、後輩たちからも要望があれば前向きに相談してほしい」
といった温かいお言葉をいただきました。
予定時間を大幅に超えてしまうほど、熱心に話を聞いてくださり、部員たちにとって非常に貴重で励みになる時間となりました。
改めまして、物理部の活動を支えてくださっているシチズンマイクロ株式会社の皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
ロボカップジュニア・ジャパンオープン2026愛知 出場報告
2026年3月27日(金)から29日(日)の3日間にわたり、愛知工業大学八草キャンパスにおいて「ロボカップジュニア・ジャパン オープン2026愛知」が開催されました。本校物理部からは、埼玉ブロック大会を勝ち抜いた2チームが、全国の強豪が集うこの大舞台に挑みました。
本大会は、自律型ロボットによるサッカーやレスキューなど、生徒たちのプログラミング能力とハードウェア設計能力の総決算ともいえる場です。今年は、「ワールドリーグ サッカーライトウェイト(SWL)」に1チーム(2年生)、「ワールドリーグ レスキューメイズ(RWM)」に1チーム(1年生)が出場いたしました。
◎活動の詳細と大会結果
■ ワールドリーグ サッカーライトウェイト(SWL)
結果:総合16位(48チーム中)
2年生によるチームは、物理部としての集大成となる最後の大会に臨みました。特筆すべきは、シチズンマイクロ株式会社様よりご提供いただいた高性能コアレスモータを搭載した機体です。圧倒的な機体性能に加え、生徒たちが試行錯誤の末に作り上げた威力十分のキッカーや精緻なドリブラーといった高機能な装備は、会場内でも一際注目を集めていました。
惜しくも世界大会への切符を掴むことはできませんでしたが、全国の舞台で堂々と渡り合った彼らの姿は非常に立派なものでした。勝負の世界の厳しさに直面し、悔しさを滲ませる場面もありましたが、最先端の技術を自らの機体に組み込み、調整し続けた日々は、何物にも代えがたい「生きた学び」となりました。彼らにはこの経験を糧に、今後も後輩への指導などを通じてロボットに関わり続けてほしいと願っています。
■ ワールドリーグ レスキューメイズ(RWM)
結果:第3位(10チーム中)
1年生チームは、迷路を探索し被災者を発見する「レスキューメイズ」に出場しました。1年生ながら終始安定した走行を見せ、見事に全国3位という素晴らしい成果を収めました。
大会期間中、生徒たちは他校の高度なプログラムや機体構造を貪欲に吸収しており、大きな刺激を受けたようです。早くも次年度にドイツで開催予定の世界大会を目標に掲げており、これからの飛躍が非常に楽しみな内容となりました。
本活動を支えてくださった皆様に、心より御礼申し上げます。 特に、機体の心臓部であるモータをご提供いただき、技術的な側面から生徒たちの夢を強力に後押ししてくださいましたシチズンマイクロ株式会社様には、改めて深く感謝申し上げます。また、日頃から活動を温かく見守り、遠方まで応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、そして多大なるご支援を賜りました同窓会・OBの皆様、本当にありがとうございました。
2年生は、これまでの開発経験で培った「使える力」を後輩たちへ継承し、次のステップへと進んでいきます。1年生は、今大会で得た知見を活かし、さらなる高みを目指して日々の研究に励んでくれることでしょう。
物理部はこれからも、未知の領域へ挑戦する情熱を大切に、技術と心を磨き続けてまいります。今後とも、本校物理部への変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
【物理部】教育長表敬訪問を行いました(ロボカップジュニア世界大会 成果報告)
令和7年10月24日(金)、本校物理部の3学年生徒3名(チーム名:.katana)が、埼玉県庁にて行われました「文科系部活動全国大会・世界大会成績優秀者による教育長表敬訪問」に、埼玉県の代表として参加いたしました。
これは、彼らが本年度のロボットコンテストにおいて、「完全自律型救助ロボット」の開発と研究の成果として、国内外で収めた以下の顕著な成績が認められたことによる、大変栄誉ある機会です。
・ロボカップジュニア ジャパンオープン2025(ワールドレスキューメイズ部門) 準優勝
・Robocup2025Salvador(ブラジル世界大会)(ワールドレスキューメイズ部門) 総合12位(同大会 スーパーチーム部門 世界3位)
表敬訪問では、チームリーダーの生徒が 日吉 亨(ひよし とおる)教育長 に対し、自身の言葉で堂々と成果を報告いたしました。 報告では、「かつて世界大会総合6位という成果を残した先輩たちを超える」という高い目標を掲げて努力してきたこと、そしてその結果として別部門(スーパーチーム)ではありますが、世界3位という成績を収められたことへの光栄な思いが語られました。
さらに、世界大会の現場では「拙い英語ながらも自ら積極的に海外選手と交流し、各国の独創的なロボットの機体から、自分たちには思いもしないような新しいアイデアを得て、ロボット開発の奥深さを改めて感じた」という、現地でしか得られない生きた経験についても触れ、技術力のみならず、国際的な交流を通じて多くを学んだ様子を力強く伝えてくれました。
報告を受け、日吉 教育長からは、生徒たちの飽くなき探究心と類まれなる成果に対し、温かい称賛のお言葉をいただきました。 さらに、「本当に大きな成果を挙げることのできる人は、決してそれを自分一人の手柄とせず、必ず周囲の協力や支えに対する『感謝の心』を忘れないものです」という、非常に示唆に富んだ、心のこもったお話をいただきました。
このお言葉は、生徒たちがまさに実感してきたことでもあります。ロボット開発という難題は、仲間との議論、OBの方々の技術的な助言、そして何よりも温かく見守り支えてくださった保護者の皆様の存在なくして、決して乗り越えることはできませんでした。教育長からの激励のお言葉は、生徒たちの胸に深く刻まれ、改めて周囲への感謝の念を新たにする機会となりました。
また、当日は本校物理部だけでなく、様々な分野で埼玉県を代表して輝かしい活躍を続ける他校の生徒たちも一堂に会しておりました。彼らの情熱や成果に直接触れることは、本校生徒にとっても非常に大きな刺激となり、自らの視野を広げる貴重な経験となりました。
チーム「.katana」の生徒たちが、ジャパンオープン準優勝、そして世界大会の舞台で堂々と戦い抜き、この度の栄誉ある表敬訪問に参加できましたのも、日頃より物理部の活動に多大なるご理解とご支援を賜りました保護者の皆様、技術指導や激励を惜しみなく送ってくださったOBの皆様、そして活動を力強く後援してくださる同窓会、地域の皆様のおかげに他なりません。顧問として、この場を借りて心より厚く御礼申し上げます。
生徒たちが報告で述べた通り「世界大会で学んだ知見を今後の人生に役立てていく」という決意、そして彼らが体得した「探究心」「協働の精神」「感謝の心」というバトンは、確実に後輩たちへと引き継がれていきます。物理部一同、この貴重な経験を糧とし、今後も新たな挑戦を恐れず、更なる高みを目指して精進してまいります。
今後とも、本校物理部の活動に温かいご声援とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
【物理部】会社見学を行いました(シチズンマイクロ株式会社様)
2025年8月4日(月)、川越高校物理部の生徒4名が、埼玉県日高市にあるシチズンマイクロ株式会社様を見学させていただきました。
同社は1963年創業、従業員数187名(2025年4月1日現在)で、マイクロモータ、減速機、エンコーダおよびその応用製品・小型精密部品の製造を行っている企業です。物理部ではロボカップサッカー競技で使用するモーターの性能向上を目指しており、同社の製品に強い関心を持ってご連絡したところ、今回の見学の機会をご提供いただきました。
はじめに、企業概要や主力製品についてのご説明を受けた後、実際の製造現場を見学させていただきました。現場では、極めて細かな作業を手作業で行っている様子や、組み立て用の専用機械を社内の技術者が自ら開発していることに触れ、生徒たちはその高度な技術力と創意工夫に大きな驚きと感動を覚えました。
また、技術者の方に工場内を丁寧に案内していただきながら、各工程について詳細なご説明を受ける中で、他では得られない貴重な学びの機会となりました。今回の見学を通して、モノづくりに対する考え方や姿勢を深く理解することができ、今後の研究活動にも大いに活かされる有意義な経験となりました。
さらに、物理部のロボカップサッカー競技への取り組みに対して、ご支援をいただけることとなりました。活動を後押ししてくださるそのご厚意に対し、部員一同、心より感謝申し上げます。
ご多用の中、見学の機会を設けてくださったこと、そして温かいご支援に、改めて深く御礼申し上げます。
シチズンマイクロ株式会社の皆様、本当にありがとうございました。
↓色々なマイクロモータ。完全受注生産とのことです。コアレスモータをご存じですか?部員たちはその性能だけでなく色やデザインもお気に入りのようです。
小松様、当日は丁寧にご案内いただき、本当にありがとうございました!
おかげさまでとても有意義な見学となり、部員一同感謝しております。
【物理部】2025.7 世界大会出場!
このたび川越高校物理部は、2025年(令和7年)7月16日(水)~20日(日)にブラジル・サルヴァドールで開催された**「RoboCup 2025」**に出場いたしました。参加したのは、「ワールドレスキューメイズ(RWM)」に挑戦する高校3年生のチームです。
片道24時間にもおよぶ長時間のフライトを経ての現地入り、さらに5日間にわたるタフな戦いとなりましたが、選手たちは見事にやりきりました!
大会本戦では、25チーム中12位という成績を収めました。
さらに、異国のチームと協力して行われる「スーパーチーム」では、クロアチア代表とタッグを組み、堂々の世界第3位に輝き、トロフィーを獲得することができました!
また、選手たちは積極的に他国の参加者とコミュニケーションを図り、英語力や国際感覚を大きく伸ばしました。これまでの学習が実践を通じて「使える力」として開花する様子は、非常に感動的でした。「海外でもやっていける!」そんな手ごたえをつかんだ、かけがえのない経験となりました。
今回の挑戦にあたり、同窓会の皆様、物理部OBの皆様をはじめ、多くの方々から温かいご支援を賜りました。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
この経験をしっかりと次の世代に引き継ぎ、これからも川越高校物理部は進化を続けてまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
2025.3 全国大会出場!
物理部が、「ロボカップジュニア・ジャパン オープン2025名古屋大会」(2025年(令和7年) 3月28日(金)〜30日(日)、名古屋市国際展示場で実施)へ出場しました。今年は、「ワールドリーグサッカーライトウェイト(SWL)」に2チーム、「ワールドリーグレスキューメイズ(RWM)」に2チームの計4チームの参加となりました。
大会結果は、
SWLでは、1年生チームが19位,2年生チームが30位となりました。
RWMでは、2年生チームが準優勝、1年生チームが3位でした!
RWMで準優勝した2年生チームは、2025年7月ブラジルサルヴァドールで開催予定の世界大会への推薦枠を獲得しました!
2024.7 世界大会出場!
物理部が、「ロボカップ・アイントホーフェン2024」(2024年(令和6年) 7月17日(水)〜21日(日)、オランダアイントホーフェンで実施)へ出場しました。参加したのは「ワールドレスキューメイズ(RWM)」の3年生チームです。
5日間という非常にハードな大会を見事に戦い抜きました!
大会結果は、31チーム中7位でした!
また、Outstanding innovation process という特別賞を頂きました。
代え難い経験ができたと思います。
ご支援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
2024.3 全国大会出場!
物理部が、「ロボカップジュニア・ジャパン オープン2024名古屋大会」(2024年(令和6年) 3月22日(金)〜24日(日)、名古屋市国際展示場で実施)へ出場しました。参加したのは「ワールドレスキューメイズ(RWM)」の2年生チームです。
大会結果は、「準優勝」でした!
この結果、2024年7月オランダ アイントホーフェン開催の世界大会への推薦枠を獲得しました!
全国大会出場! 第47回全国高等学校総合文化祭
サイエンス探究Dグループ/物理部のチームが、「2023かごしま総文」へ参加することが決まりました。
「2023かごしま総文」自然科学部門は、2023年7月29日~31日に鹿児島大学、谷山サザンホールで実施されます。
研究テーマは「ペットボトルロケットの内圧と高度」になります。
健闘を祈ります。